ログラスは、人件費予算策定や予実管理などを行える「Loglass 人員計画」の提供を2月6日(火)より開始する。
Loglass 人員計画は、機密性の高い人員・給与情報を個人名レベルで一元管理し、高度な人員計画・分析を行えるクラウドツール。同社が提供している経営管理クラウド「Loglass 経営管理」と連携することで、財務データと人員データを一元管理し、人的資本への投資対効果の可視化などができる。
同サービスを導入することで期待される効果は次のとおり。
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- 個人名レベルでの精緻な人件費予算策定・予実管理により、利益を創出
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- 人件費の予実ギャップを解消。人件費が想定外に膨らみ、利益が減少する事態を避けられる
- あらかじめ、無駄のない人件費予算を策定することで、「成長領域への投資拡大」「人材育成施策の強化」「賃上げによる従業員のモチベーション向上」などに資金を回せる。その結果、企業価値が高まり、利益創出につながる効果が期待できる
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- 人的資本への投資対効果を可視化
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- 人材育成施策の実施前後での「人員ベースの生産性(1人当たりの売り上げ、粗利、営業利益)」を時系列比較し、人的資本への投資対効果を可視化できる
- 事業部間での「人員ベースの生産性」を比較し、戦略的に人的資本への投資を行った事業部において、生産性が向上しているかを可視化・検証できる
- 分析結果に基づいて施策の評価・改善を行うことで、経営戦略と連動した人的資本への投資ができるようになり、人的資本経営の実現に近づく
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- ステークホルダーへのアピールにつながる人的情報開示
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- 人的資本経営の成果を「人員ベースの生産性」という指標で情報開示でき、ステークホルダーへのアピールにつながる
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- 「賃上げ率」を判断する際のシミュレーションなどにも対応
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- 「全社員一律で3%の賃上げを実施した際に、各事業別の営業利益率はどのように変化するか?」といったシミュレーションが可能。許容可能な「賃上げ率」を検討する際の判断材料になる
- 産業界で高まる「脱一律」での賃上げニーズにも対応。部署別・プロジェクト別などの分析軸で「人員ベースの生産性」を可視化し、「適正評価」「脱一律賃金」に反映できる
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