学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「学び直し」に関するインターネットアンケートを実施した。
社員の学び直しに取り組んでいる企業は約7割
社員のスキルアップ、学び直しの取り組みについて、「実施している」と回答した企業が69.1%となった。約7割の企業が、社員のスキルアップや学び直しに関連する取り組みを実施していることが分かる。
実施内容は「リスキリング手当の支給」が最多
社員のスキルアップ、学び直しのために実施していることを聞いたところ、「リスキリング手当の支給」(28.4%)が最多となった。次いで、「書籍の購入補助」(24.2%)、「資格取得支援」(14.0%)が続く。
コメントでは、「年間10万円までセミナー受講料や書籍購入を補助している」「会社が取得を奨励する資格は、資格試験の受験料を支給している」「就業時間内に必要な外部研修に参加することを認めている」「eラーニングを導入し、社員の関心や業務内容に応じて学べる環境を整備している」といった声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年1月22日~31日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:531社
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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