リクルートマネジメントソリューションズは、「企業における『リスキリング』『学び直し』[1]の推進に関する実態調査」を実施した。
結果のサマリーは次のとおり。
- 「リスキリング」「学び直し」への期待がある企業は6~8割。具体的なメッセージの発信は4割前後にとどまる
- 取り組む企業が多い「リスキリング」「学び直し」の内容は、「生産性向上」「DX」「キャリア自律」の知識・スキル獲得
- 成果実感割合が高いのは「生産性向上」「公募異動や副業などを通じたキャリアチェンジ」のための知識・スキル獲得。今後検討が多いのは「シニアのキャリアチェンジ」「新戦略実行」「新規事業」のための知識・スキル獲得
- 「リスキリング」「学び直し」促進のための支援策は「管理職のマネジメント能力の向上支援」が最多
詳細は、同社のサイトより確認できる。なお、同調査の概要は次図のとおり。
注
[1]: 同調査では、新しい知識・スキル獲得を会社が主導する場合を「リスキリング」、個人が主導する場合を「学び直し」として用語を使い分けている。
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