オンワードホールディングスは、同社の中核事業会社であるオンワード樫山の人事制度を、2024年3月より順次改定すると発表した。対象はファッションスタイリスト(販売職)として働く従業員2451名。また、同時に初任給の引き上げも行う。
同社はこれまで、残業時間の削減や勤務間インターバル制度の導入、男性育休の取得推進といったさまざまな働き方改革を進め、生産性の大きな向上につながっているという。
- ファッションスタイリスト(販売職)人事制度改定のポイントは次のとおり。
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- 年収を平均10%アップ。さらに、上限なく高い給与水準を目指せる仕組みへと変更
- 初任給を3.3万円アップ。計24.0万円[1]に(+16%)(2025年卒採用より適用)
注
[1]: 首都圏/4年制大学卒。
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