学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生と大学院生を対象に、「内々定の獲得状況」に関するアンケートを実施した。
2月末時点の内々定率は38.1%
2025年卒学生の2月末段階の内々定率は38.1%となった。1月末時点から1ヵ月で8.9ポイント増加している。
また、文理別で見てみると、理系の内々定率が49.1%という結果となった。前月から18.1ポイントを上回り、前年の同時期調査と比較しても8.0ポイント増加している。文系は32.8%であった。
最終面接の時期は12月が25.6%と最多に
内々定を得た会社の最終面接実施時期は、12月が最も多く25.6%であった。次いで、2月の24.0%が続く。昨年の同時期調査では、1月(32.2%)が最も多く、次いで2月(22.1%)と年明け以降に集中していたが、年内に最終面接を前倒す企業が増加しているようだ。
一方で、「就職活動をしている」と回答した学生は86.6%で、「内定(内々定)を獲得し、就活を終了」と回答した学生は7.6%にとどまった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年2月21日~25日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
- 有効回答数:397件
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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