メタメンターは、個人および組織のウェルビーイングを科学的に評価し、改善策を提供する「ウェルビーイング診断」サービスを提供開始した。早稲田大学 人間科学学術院 教授の大月友氏が監修しており、料金は無料。

同サービスは、心理的・社会的・身体的な要素を統合的に評価したウェルビーイングスコアをもとに、コーチやカウンセラーなどの対人支援者や経営者、人事担当者が個々人に適した改善策やサポートを提供できるようにする。診断は、大月教授の監修によるBPSモデル[1]に基づく。50問による診断で、かかる時間は5分程度という。

注
[1]: BPSモデルとは「バイオサイコソーシャルモデル(BioPsychoSocial Model)」の略で、人間の健康や疾患を理解するための総合的なアプローチ。
同サービスのユーザーには2つある。
- 「サポーター」 対人支援を行っており、クライアントの診断結果を確認できる
- 「クライアント」 自らの診断結果を確認する
サポーターでは、被支援者であるクライアントの診断結果を管理することが可能。対象アカウント数に上限ないため、「まずは試しにクライアント、従業員に診断を行ってみたい」といったニーズに対応する。
今後、同サービスでは次の機能提供を予定しているという(一部機能は有償)。
- 被支援者(クライアント)の高度な管理機能
- サービス利用料の決済機能
- サポーター専用サイトの作成機能
【関連記事】
・個人・組織のウェルビーイングを科学的に評価し改善策を提供する診断サービスを提供開始—メタメンター
・従業員ウェルビーイングを支援するコンサルティングサービスを開始—イグニション・ポイント
・NTTと共同実験 身体性コミュニケーション技術でウェルビーイングの実現を目指す—パーソルHD