学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「カジュアル面談」に関するインターネットアンケートを実施した。
キャリア採用において、3社に1社は「カジュアル面談」を実施
キャリア採用のカジュアル面談について、「実施している」が36.7%と、3社に1社が実施していることが分かった。また、「実施を検討している」の回答は30.1%であった。前年調査と比較すると、「実施している」が7.6ポイント、「実施を検討している」が4.4ポイント増加しており、カジュアル面談を実施・検討する企業が増加傾向であることが明らかになった。
カジュアル面談の狙いは「ミスマッチの防止」
カジュアル面談に期待する効果について、「ミスマッチの防止」が65.4%で最も多く、次いで、「志望意欲の醸成」が45.2%、「応募数を増やす」が40.3%と続いた。
最も意識するのは「面接のような雰囲気にならないこと」
カジュアル面談の際に意識していること、意識しようと思っていることは、「面接のような雰囲気にならないようにする」が71.5%で最多となった。次いで、「なるべく緊張を和らげるようにする」が63.1%、「良いところだけでなく、課題もありのまま伝えるようにする」が57.4%と続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:4月15日~5月2日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:376
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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