学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「採用計画」に関して調査した。
キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が最多
今年度の採用計画におけるキャリア採用と新卒採用の割合を聞いたところ、「5:5」が22.4%で最多となった。なお、「キャリア採用より、新卒採用の割合が多い」は45.1%、「キャリア採用のほうが、新卒採用より割合が多い」は30.6%であった。
「キャリア採用の人数を、前年度より増やす予定」が3割以上
キャリア採用の人数について、「前年度よりも増やす予定」が32.2%となった。「前年度と特に変更なし」の41.8%を合わせると、約7割が2023年度の採用人数と同程度、またはそれ以上の採用を予定しており、キャリア採用が拡大傾向にあると同社は述べている。
キャリア採用において求める年齢層は、「20代後半」が最多
キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層を聞いたところ、「20代(26〜29歳)」が70.2%で最も多く、次いで、「30代」が57.9%、「20代(〜25歳以下)」が45.5%と続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
調査概要
- 調査期間:4月15日~5月2日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:376
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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