リクルートは、2027年4月以降に就職予定の学生(大学院・大学・短大・高専・専門学校生・外国人留学生)および既卒生を対象に、新たに開発した就職活動準備サイト「リクナビ」のβ版をリリースした。
これまでのリクナビは、大学3年生以上を主な対象として卒業年ごとにサイトを運営していたが、1人ひとりのタイミングでキャリアを考え始められるよう、全学年を対象としたサイトに変更した。
主な違いは次のとおり。
クリック課金で採用コストを最適化
これまでは、インターンシップ、オープン・カンパニー&キャリア教育などの情報や求人情報掲載時に費用が発生する掲載課金型でしたが、新しいリクナビは、クリック数に応じたクリック課金型に変わる。学生がインターンシップ、オープン・カンパニー&キャリア教育などの情報や求人情報をクリック(閲覧)したときのみ、事前に設定した広告予算から費消されるという。
「コース単位」の掲載で、より細かな情報発信が可能に
従来の「企業単位」の掲載から、仕事の中身をより具体的に伝えられるよう「コース単位」での掲載に変わる。掲載イメージは次図のとおり。
同サービスは、2025年1月までに各種機能を随時搭載する予定とのこと。
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