今回発表されたAIを利用したHR領域に特化したサービスは次の2つ。
- 【企業向け】AI優先度診断サービス
- 【学生向け】納得できる企業研究
1.は、2016年10月に試験運用を開始した「エントリーシート優先度診断サービス」に、辞退の可能性が高い学生を抽出する「辞退可能性予測」や、採用後の活躍者予測などをAIが学習/診断できる機能、文章のコピー&ペーストを見抜くことができる「剽窃診断機能」などを追加したもの。名称を「AI優先度診断サービス」に変更した。
2.は、AIにより学生が企業研究を行うのを助けるサービス。マイナビの学生向けサービスでは初のAI導入となる。就職情報サイトにある2万社以上の「求める人材要件」と、学生が記述した「スキル・志向」を学習しその意味を理解した上で、親和性が高い企業を学生に提示。学校別の採用実績や、専攻分野・志望業種といった条件との掛け合わせにより、学生自らがマッチングの条件を調整することもできる。