日立ソリューションズは、日立製作所(以下、日立)がグループ会社19社を対象に運用するグループ公募制度に、「リシテア/人財マッチング」を導入した。
日立のグループ公募制度は、年間800件以上の求人があり、これまで応募書類のチェックや応募者を管理する専用システムがなかったため人事部門に負荷がかかっていたという。
そこで日立は、リシテア/人財マッチングを導入し、応募書類の受付から採用に至るまでの応募者との一連のやり取りをシステム上で行えるようにした。求人が可視化され、スキルや経験から適切な人材をスムーズに選択できる環境が整い、人事部門だけではなく、募集部門・応募者のそれぞれの手間が軽減され全体の効率化が図られたという。また、応募しやすい環境づくりが社員のキャリア自律促進につながったことで、応募者数が25%増加したとしている(2023年度下期実績)。
さらに、日立では、グループ公募制度だけではなく、2024年10月から正式導入した社内副業制度にも同サービスを採用しているという。
【関連記事】
・人材マネジメントの課題は「ミドル層の能力開発」が最多 タレマネシステム導入企業は3割—One人事調べ
・BPaaSの利用率は約35% 人事業務での活用は、入退社手続き・勤怠管理・給与計算—jinjer調べ
・社員のキャリア自律を支援する新人事制度 25年1月に導入—BuySell Technologies