レバレジーズが運営する障がい者就労支援サービス「ワークリア」は、若年層の精神発達障がいに特化した雇用育成型サテライトオフィスサービス「ワークリアstep」をリリースした。
ワークリアstepとは、若年層の精神発達障がいに特化した雇用育成型サテライトオフィスサービス。障がい者雇用を支援するためのオフィスと、障がい特性に配慮をした環境を提供するという。
支援内容は、障がい者雇用で必要な採用・育成・労務管理・業務管理の各項目において、企業の課題やニーズに合わせて企業ごとにカスタマイズすることが可能。企業の障がい者雇用において、最適な形で活用できるよう、契約後の活用範囲の変更にも柔軟に対応しているという。
ワークリアstepの特徴は次のとおり。
- 自社戦力化を見据えたサテライトオフィスサービス:同サービスは、障がい者雇用を一時的にアウトソーシングするだけでなく、所属企業での就労に必要なスキル習得を支援するもの。一定期間の勤務後、準備が整った人材は所属企業に戻り、直接雇用として活躍することが可能だという。自立的雇用を目指し、所属企業にとって真の戦力となる人材育成をサポートする
- 業務の切り出しに苦戦しているケースでも対応が可能なため、スムーズな導入が可能:同社所属の障がい者は常時160種類を超えるBPO業務に従事しているという。そのため、実務に類似した業務を切り出し、提供が可能。自社から業務を切り出す準備段階にも導入できるとしている
- ワークリアのノウハウを活かし、高い就労定着と戦力となる活躍人材の育成を実現:ワークリアの定着率は、入社後3ヵ月で88.2%、入社後1年で79.9%と、全国平均と比較しても高い水準だという。ワークリアで培ってきた育成ノウハウを活かし、継続的な就労だけでなく社員として活躍するための支援を実施。マインドセット研修を含めた社員研修や1on1、業務の振り返りなど、複数のプログラムを通してビジネスパーソンとしての能力向上を図るとしている
なお、サービス開始を記念して、同サービスに申し込みした先着10社に「サービス利用料1名分永年無料」のお試しキャンペーンを実施しているという。
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