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職場のハラスメント防止策は「不十分」と約6割が回答 「強化の必要性を感じる」は8割超—Job総研調べ

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 パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、社会人男女を対象に「2025年 ハラスメント実態調査 〜被害・職場対策編〜」を実施した。

直近1年のハラスメント意識変化

 直近1年間のハラスメントへの意識を聞くと、「上がった派」が88.2%で大多数を占め、内訳は「とても上がった」が21.0%、「上がった」が19.7%、「どちらかといえば上がった」が47.5%となった。「上がった派」の年代別では40代が93.5%で最多となり、次いで30代が90.9%、50代が87.5%、20代が84.4%と続いた。

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勤務先での対策

 直近1年間の現職場のハラスメント対策を質問したところ、「強化された」が59.3%で過半数を占めた。さらに、現職場のハラスメント防止策の有無を聞くと、「ある」が60.0%で最も多く、次いで「有無を知らない」が20.3%、「ない」が19.7%と続いた。

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対策内容の実態と理想

 防止策ありと回答した人に対策内容を聞くと、「相談窓口の設置」が66.3%で最多となり、次いで「ガイドラインの周知」が52.5%、「ハラスメント研修・教育の実施」が49.7%と続いた。

 また、回答者全体に、職場のハラスメント防止に必要な対策を聞くと、「明確なガイドラインの配布」が43.3%で最も多く、次いで「匿名の報告・相談環境や制度」が42.0%、「管理職に向けた教育・研修」が40.3%と続いた。

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勤務先のハラスメント対策とパワハラ防止法

 現職場のハラスメント防止対策への印象を聞いたところ、「不十分だと思う派」が58.6%となり、内訳は「対策はしているが十分ではない」が35.5%、「対策はしているが不十分」が23.1%となった。また、「パワハラ防止法」強化の必要性を感じるかを聞くと、「必要性を感じる派」が82.9%に上り、内訳は「とても感じる」が31.7%、「感じる」が24.7%、「どちらかといえば感じる」が26.5%となった。

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ハラスメント被害経験

 職場でハラスメントを受けた経験を聞くと、「ある」が55.1%で過半数を占める結果となった。被害経験ありと回答した人に受けたハラスメントの種類を聞くと、「パワーハラスメント(パワハラ)」が73.2%で最多となり、次いで「モラルハラスメント(モラハラ)」が31.4%、「セクシュアルハラスメント(セクハラ)」が26.1%と続いた。

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ハラスメント内容と対応

 被害経験ありと回答した人に受けたハラスメントの内容を聞いたところ、「個人を否定するような言動」が55.9%で最も多く、次いで「能力を否定するような言動」が51.5%、「精神的な攻撃や嫌がらせ」が41.5%と続いた。加えて、職場ハラスメントへの対応を聞くと、「誰にも相談していない」が27.4%で最多となり、次いで「社内の信頼できる人に相談した」が23.7%、「家族や配偶者・親族に相談した」が22.1%と続いた。

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ハラスメントの解決

 被害経験ありと回答したに、職場ハラスメントによる退職・検討経験を聞くと「ある派」が82.2%で大多数を占め、内訳は「退職をしたことがある」が47.8%、「退職を検討したことがある」が34.4%となった。

 また、回答者全体にハラスメントが解決されることはあるかを聞いたところ、「解決はないと思う派」が68.7%となり、内訳は「完全な解決はないと思う」が33.9%で最も多く、次いで「どちらかといえば解決はないと思う」が23.9%、「解決はないと思う」が10.9%と続いた。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査対象者:現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
  • 調査条件:全国/男女/20~50代
  • 調査期間:2025年4月9〜14日
  • 有効回答数:543人
  • 調査方法:インターネット調査

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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