学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、「採用計画」に関するインターネットアンケートを実施した。
キャリア採用と新卒採用の割合は、4社に1社が「5:5」と回答し最多
本年度の採用活動でのキャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が24.2%で最多となった。4社に1社は、キャリア採用と新卒採用を同割合で計画していることが分かる。「キャリア採用より新卒採用の割合が多い」と回答した企業は38.2%となり、「キャリア採用のほうが新卒採用より割合が多い」と回答した企業の36.5%をわずかに上回った。
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「キャリア採用の人数を前年度より増やす予定」と回答した企業が3割超
キャリア採用の人数については、「前年度よりも増やす予定」が32.8%となり、「前年度と特に変更なし」の42.0%を合わせると、7割超の企業が2024年度の採用人数と同程度またはそれ以上の採用を予定している。「前年度よりも減らす予定」は6.8%にとどまっており、キャリア採用が拡大傾向にあるという。
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キャリア採用で採用人数を増やす年齢層は、「20代後半」が最多
「キャリア採用を前年度より増やす」と回答した企業に対し、増やす年齢層を質問したところ、「20代後半」が66.7%と最も多く、次いで「30代前半」が56.8%、「20代前半」が45.9%と続いた。30代前半までの若い世代の採用に意欲的な企業が多いことが分かる。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年3月24日~4月16日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:338社
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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