Synergy Careerは、就職活動中の26卒を対象に、監視型Webテストに関するアンケート調査を実施した。
Webテストとは、企業が採用活動の一環で行うオンライン上の適性検査のこと。監視型などさまざまな種類がある。
就職活動で監視型Webテストを受けたことがある割合
半数を超える学生が「監視型Webテストを受けたことがある」と回答した。
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通常のWebテストを希望する学生の割合
「通常のWebテストを受験したい」は68.9%に対し、「監視型Webテストを受験したい」は7.5%にとどまった。7割近くの学生が、監視型Webテストではなく通常のWebテストを受験したいと思っていることが分かる。
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監視型Webテストに対してのイメージは「少しネガティブ」が最多
監視型Webテストに対するイメージを聞いたところ、「少しネガティブ」が37人と最多となり、次いで「どちらでもない」が29人、「ネガティブ」が21人と続いた。
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ネガティブな理由は「緊張感が増す」
また、監視型Webテストに対するイメージとして、「緊張感が増す」が75人と最も多く、次いで「プレッシャーを感じる」が67人と続き、多数を占めた。
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ポジティブなイメージは「公正・公平感がある」
さらに、監視型Webテストに対するイメージで最も多かったのは「公正・公平感がある」が84人で、次いで「努力が評価される」が29人、「現代的で合理的」が21人と続いた。監視型Webテストは不正ができないことから、公正・公平であると感じている学生が多いと考えられる。
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監視型Webテストで不正行為をしたことがある人は「0人」
今回の調査では、全員が「監視型Webテストで不正行為をしたことはない」との結果が出た。不正が完全にできない訳ではないが、自宅受験のWebテストと比較すると監視型Webテストは不正防止につながりやすいという。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:「就活の教科書」公式LINEの登録者
- 調査期間:2025年4月17~27日
- 調査方法:インターネット上でのアンケート調査
- 有効回答数:106
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