Polycomeは、同社が運営する従業員エンゲージメント向上サービス「Sushi Bonus(スシボーナス)」をKADOKAWAへ提供開始したと発表した。
Sushi Bonusは、従業員同士が感謝や称賛をポイントとして送り合い、貯まったポイントをデジタルギフトなどと交換できるサービス。「寿司(🍣)」の絵文字で感謝を表現・集計でき、気軽に感謝や称賛を送り合える文化を醸成できる。
KADOKAWAでは、2024年10月からSushi Bonusの試験導入を開始。当初は140名であった利用者数が、社内口コミにより2025年3月末時点で700名弱まで自然拡大し、利用者アンケートでは高評価が90%以上、組織内に次のような変化の兆し[1]が見られたという。
- リモートでも感謝を伝える文化の醸成と、関係性の質の向上
- 「感謝を伝える行為が相互の関係性を良好にし、職場の雰囲気が和やかになる」
- 「日常的に使用しているチャットツール上で利用できるため、感謝を伝えることへの心理的な障壁が下がった」
- 「日々の業務に楽しみが増えた、感謝を伝えるきっかけとなった」
- 業務推進とコミュニケーション円滑化へ
- 「業務の進捗報告や情報共有、部署内外での相談が以前よりスムーズに行えるようになった」
- 「サポート業務でも、自身の貢献が認められることで、仕事への達成感や満足感につながった」
注
[1]: KADOKAWAにおける「Sushi Bonus」試験導入時の従業員アンケートなどで寄せられた意見の傾向を要約したもの。

Polycomeは今後も、KADOKAWAのコミュニケーション支援を円滑に進め、同社における「ありがとうの文化」醸成をサポートしていくとしている。
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