PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系ガイド)ガイドは、プロジェクトマネジメントについての知識体系をまとめたもので、事実上の世界標準となっている。2017年9月に4年ぶりに改訂され、日本語版書籍も10月に出版された。プロジェクトマネジメントに関する国際団体PMIが実施する国際資格PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)は、このPMBOKに基づいて行われる試験。
第6版の改訂内容からは、「アジャイル方開発の知識」および「ビジネス・アナリシス」に対する重要性と、PMP資格継続と更新に関するCCR(継続資格要求)プログラムにおけるタレントトライアングルの考え方との連携が伺える内容だという。
タレントトライアングルとは、CCRプログラムを「リーダーシップ」「テクニカル・プロジェクトマネジメント」「ストラテジック&ビジネスマネジメント」といった3つのカテゴリーに分けたものを指す。CCRプログラムでは、学習/研修を定量的に認定する単位であるPDUを、タレントトライアングルそれぞれの要素で規定数獲得する必要がある。
フォーラムの第1部ではPMI日本支部副会長 片江 有利氏が登壇し、「PMBOK 第6版の新しい標準と新たなPM像について」と題した次の内容の講演を行う。
- 第6版で変更となるポイントについて
- 今後のビジネスや社会で求められる新たなPM像について
- 新たなPM像に必要な能力・スキルについて
また、第2部では、10月15日(日)に行われる平成29年度秋期 情報技術者試験の分析と講評が語られる。
フォーラムの掲載概要は次のとおり。
日時 | 2017年11月16日(木)14:00〜16:35(13:30開場) |
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会場 | TKP品川カンファレンスセンター 4階 バンケットルーム4J(東京・品川) |
参加費 | 無料 |
定員 | 70名(先着順) |
申込み | こちらから |
なお、プログラム終了後の16:35〜17:00まで、会場にて質問や個別相談を受け付けるとのことだ。