Hakuhodo DY ONEは、aileadおよびPeopleXと連携し、2027年新卒採用選考より、全選考プロセスにAIを活用した新卒採用を行うと発表した。AIと面接官のハイブリッド評価で透明性を確保しながら、最終決定は人が行う仕組みで採用プロセスの高度化を図り、選考枠の拡大と候補者の体験向上を目指すという。
選考フェーズ別の活用方法は次のとおり。
-
- 書類選考
- 同社開発のAIツール「HAKUNEO ONE」で評価基準を明確化し、独自の評価項目に基づき選考書類をスコアリング。データドリブンで一貫性のある評価を実現し、公平かつ客観的な選考を可能にする。
-
- グループワーク選考
- AI面談解析クラウド「ailead」を活用したPoC（実証実験）により、録画・解析の仕組みを整備する。選考官の業務負担を大幅に軽減しつつ選考枠を拡大し、データ解析に基づいた公平・正確な評価が可能となる。独自の評価基準と選考官の所見を組み合わせ、バランスの取れた評価を行う。
-
- AI面接選考
- AIアバターによる対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」を導入する。AI面接官との対話を通じ、候補者1人ひとりの魅力や考え方をていねいに引き出し、公平かつ質の高い選考につなげる。
-
- オンライン面接選考
- AI面談解析クラウド「ailead」による自動解析と評価の標準化により、主観的な偏りを抑え、客観性を向上する。面接記録の自動化やAI面接官の活用で面接官の負荷を軽減し、選考の質・スピードを同時に高める。
