情報処理安全確保支援士試験(通称:登録セキスペ)は、前身の情報セキュリティスペシャリスト試験の内容を引き継ぎつつ、経済産業省への登録制を導入して、登録者が情報セキュリティに関し一定のスキルを持つことを公に証明できる国家資格。今年4月から試験もスタートした。
情報処理安全確保支援士試験に合格するには、情報処理技術者試験の高度試験と同様に、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つの試験で合格点を取る必要がある。ただし、高度試験のいずれかで午前Iに合格した者は以後3年間、午前Ⅰを免除される制度がある。今回の情報処理安全確保支援士試験の新しい免除制度では、これに加え、一定の条件を満たす対象者に午前Ⅱも免除する。