SHIFT AIは、大学の講義や課題でAIを利用したことがある全国300人の学生(大学・大学院・短大・専門学校)を対象に「AIを学校の講義や課題にこっそり利用」について調査を実施した。
講義や課題における生成AI活用に関する学校のルールを調査したところ、「全面的に禁止」「課題では禁止・講義内は可」「講義内では禁止・課題は可」「教授・授業によって対応が異なる」と回答した学生は、全体の64.0%(n=192)にのぼった。
このように、大学で生成AIの活用が全面的もしくは一部制限されている、あるいは授業ごとに対応が異なる環境に置かれている学生(n=192)に対し、「講義や課題で生成AIを『(学校・教員のルールや指示に反して)こっそり』利用したことがあるか」を尋ねたところ、「はい」と回答した割合は66.1%となった。

続いて、AIを利用したことがある大学生(n=163)へ、そのAI利用が学校側(教員・事務など)に発覚したことがあるか聞いたところ、「ある」と回答したのは16.6%、「わからない」15.3%、「ない」は68.1%、という結果だった。

AIを利用したことがある大学生(n=163)へ、直近1年間の大学での学習・課題において、AIをどのような用途で活用したか聞いたところ(複数回答可)では、「文章作成・編集(要約/下書き/言い換え/校正)」が58.3%で最多。「課題支援(レポート・テスト・卒論)」37.7%、「調査・情報収集」31.0%、「翻訳」29.3%、「資料・スライド作成」29.3%と続いた。
次に、AIを利用したことがある大学生(n=163)へ、AIを利用していることが「バレないように」工夫したことはあるかを聞いたところ(複数回答可)、「AIの文章を、自分の文体に近づくように手直しした」38.3%、「AIの内容を参考に、自分の言葉で書き直した」37.3%、「不自然な表現を修正した」33.0%、「プロンプトを工夫して、より自然な文章に再生成させた」15.7%と、提出前に「AIっぽさ」を薄める行動が広く行われていることが分かった。一方で「特に工夫はしていない」25.3%と一定数いることも確認できた。
調査概要
- 調査期間:2025年12月11日
- 調査手法:インターネット調査
- 調査地域:全国
- 調査対象:大学の講義や課題でAIを利用したことがある全国300人の学生(大学・大学院・短大・専門学校)(有効回答 n=300)
- 調査会社:アイブリッジ株式会社
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