SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

シスコCCENT合格をゼロから目指す人のためのネットワーク超入門 | 第4回

LANとイーサネット ~ 小さなネットワークの集合とそれを支える技術


  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 シスコシステムズの認定資格「CCENT」の合格に向け、ゼロからネットワークの学習を始めるという方のための連載第4回です。今回は「LAN」を取り上げます。LAN(Local Area Network)は、皆さんに最も身近なネットワークでしょう。社内のネットワークやご家庭のネットワークもLANです。LANの構築で現在、一般的に使われている技術がイーサネットです。そのため、解説はイーサネットにフォーカスして進めます。

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

LAN(Local Area Network)

一言でいうと

企業の拠点内など地理的に狭い範囲のネットワークの集合で、主にイーサネット技術を利用する。

試験のポイント

  • LANを構築するためによく利用されているイーサネット技術の特徴を把握しておきましょう。
  • イーサネットで通信相手を識別するためのMACアドレスの特徴を説明できるようにしておきましょう。

LANの概要

LAN(Local Area Network)とは、地理的に狭い範囲のネットワークの集合です。企業の拠点内のネットワークや一般家庭のネットワークがLANの典型的な例です。原則として、LANは利用するユーザがネットワークを構築して運用管理を行います。

図1:LANの概要
図1:LANの概要

LANの技術

LANを構築するために、一般的に利用されている技術がイーサネットです。以前は、FDDIやトークンリングといった、イーサネット以外の技術が利用されることもありました。しかし、現在では、ほぼイーサネットのみになっているといっても過言ではありません。また、スマートフォンやタブレットなどの普及を受けて、無線LAN(Wi-Fi)もLANでよく利用される技術になりました[1]

前述のように、LANを構築するのはユーザです。LANを構築するためには、イーサネットや無線LAN(Wi-Fi)に対応したネットワーク機器やPC、サーバなどを利用します。具体的には、イーサネットインタフェース[2]を持つルータやレイヤ2スイッチなどのネットワーク機器と、イーサネットインタフェースを持つPCやサーバなどを接続します[3]

写真:PCに装備されているイーサネットインタフェースの接続口。右側がケーブルを差し込んだ状態
写真:PCに装備されているイーサネットインタフェースの接続口。右側がケーブルを差し込んだ状態

機器やPC、サーバの間をケーブル(有線)で接続する場合には、イーサネットに対応しているUTPケーブル[4]光ファイバを使います。無線LAN(Wi-Fi)を利用して接続する場合には、無線LAN(Wi-Fi)に対応している無線LANアクセスポイントと無線LANに対応しているノートPC、スマートフォンやタブレットが必要です。

イーサネットや無線LANを使用したLANの構築例を図2に示します。

図2:イーサネットや無線LANを使用したLANの構築例
図2:イーサネットや無線LANを使用したLANの構築例

[1]: 現在のCCENT試験では、無線LANの問題は出題されません。

[2]: ネットワーク機器やPC、サーバなどがイーサネットで通信を行うための接続装置。イーサネットポート、LANポート、NIC(Network Interface Card)とも呼びます。

[3]: CCENT試験で特に重要なのは「レイヤ2スイッチの動作」です。レイヤ2スイッチの動作は、連載の中であらためて詳しく解説します。

[4]: いわゆるLANケーブルのこと。8本の銅線を2本1対、4対をより合わせているケーブルです。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
シスコCCENT合格をゼロから目指す人のためのネットワーク超入門連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

Gene(ジーン)

2000年よりメールマガジン、Webサイト「ネットワークのおべんきょしませんか?」を開設。「ネットワーク技術をわかりやすく解説する」ことを目標に日々更新を続ける。2003年にCCIE Routing and Switchingを取得。2003年8月に独立し、ネットワーク技術に関するフリーのインストラ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/85 2016/09/12 18:49

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング