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鉄則1. 競合他社を悪く言わない
他社を悪く言うことだけは絶対にやめよう。就活生は無邪気なので、あなたが言った他社の悪口が何気ないものであっても、他社の人事に伝えてしまうことがある。すると、他社の人事からもあなたの会社に対する敵意が増大するだけではなく、悪口を言っている会社を見て、就活生からも器の小さい会社だと思われる。
人事であるあなた自身の器が小さいと思われるだけなら問題ない。しかし、就活生は限られた情報から会社を判断せざるを得ないため、あなたの一言が会社の評判を決めてしまう。このことは肝に命じておこう。当たり前のことだが、他社に恨みがあると他社をつい悪く言ってしまうもの。できるだけ余裕のある振る舞いが求められることは言うまでもない。
人の悪口を言わないというのは、採用の場面に限った話ではなく、社内で人望も厚く活躍している人の多くは悪口を言わない。つまり、優秀な人が同僚に対して接しているような振る舞いを、人事、もしくは採用担当者であるあなたが就活生に対してできれば、何ら問題ないことである。