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HR Techのこころ | #5

あしたのチーム――「目標管理の質を向上」するサービスでエンゲージメントも生産性も高い企業へと変革する


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 あしたのチームは中小・ベンチャー企業を主なユーザーとして、個人の目標管理の質向上という切り口から人事評価制度を改善し、ひいては事業の成功を支援する企業だ。クラウド上の人事評価システム「コンピテンシークラウド」と、コンピテンシークラウドと人事評価制度の運用支援を組み合わせたサービス「ゼッタイ!評価」を提供している。なぜ、目標管理を改善することで業績が上がるのか。そのために、あしたのチームは何をサポートしているのか。あしたのチーム 執行役員 CHO (最高人事責任者)の田尾豊氏と、同 常務取締役 CTO(最高技術責任者)の林田幸一氏に話をうかがった。

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目標と目標達成までのプロセス設定が課題解決への近道

――御社が、中小企業を対象とする人事評価サービスを提供する理由とは何でしょう?

田尾豊氏(以下、田尾):現在、中小企業の経営者は大きく4つの課題を抱えています。生産性向上、マネジメント層の育成、採用コストの削減、そして離職率の軽減です。

 さらに、安倍政権の「働き方改革」のポイントである同一労働同一賃金、非正規雇用の処遇改善、長時間労働の是正、そして賃金引き上げの波も、中小企業を圧迫している部分があります。声高に「働き方改革をしなさい」と言われても、具体的なHowがなかなか見えてこない。そんな時流の中で、弊社は日本企業の下支えになりたい、助けになりたいという思いで、先ほど挙げた4つのテーマの課題解決を目指して、人事評価制度の構築と運用を支援するサービス「ゼッタイ!評価」を提供しています。

――課題の一つである生産性向上に当たって、一番大事なことは何だととらえていますか。

田尾:目標設定力と、目標設定した後、しっかりとその目標が正しいプロセスを経ているかどうか。簡単な言葉で言うと、PDCAがきちんと回されていることです。

 ただし、目標設定をするためには、会社から全社目標、部門目標、そして「上司から何を期待されているのか」が適切に情報開示されていることが大前提です。その上で、はじめて自分自身で「どのような貢献をするか」とプロセスを考えられるようになります。

田尾 豊氏
田尾 豊(たお・ゆたか)氏
株式会社あしたのチーム 執行役員 CHO (最高人事責任者)
慶應義塾大学経済学部卒。2014年、あしたのチームに参画。2015年1月、初の海外拠点である台湾法人の立上げ業務に従事。2017年1月、シンガポール法人のManaging Director&CEOに就任し、海外事業部長として台湾・シンガポール・上海を統括。2018年4月から執行役員 CHOに着任。

――それはビジネス戦略を考える、ということでしょうか。

田尾:いえ、会社の大きな戦略を理解した上での「戦術」を考えるということですね。日々の業務にまでタスクとして落とし込んで実施する、という点がポイントです。ただ、これは非常に難しくて最初はなかなかできません。ですから、その部分を我々がサポートする。目標設定研修やクラウド上での添削を通して、極めて具体的な目標にまで引き上げられるようにします。目標は、後から達成/未達成やその程度を明確に振り返ることができなければいけません。そのような目標が「良い目標」です。

 もちろん、具体的な業務の難易度や方向性については、我々よりも実際にその会社で業務を担っている評価者の皆様が理解している領域です。そのため、具体性以外の観点では言及できません。それでも、良い目標を設定する支援はできます。このように書けば良い目標になるというポイントや、逆に使ってはいけないNGワードなどが分かっているので、それらを基に目標を添削できるのです。例えば、「積極的に」や「支援する」などのマジックワード、つまり後から具体的に○×を判断できない可能性がある抽象的な言葉は、NGワードですね。

――目標設定は社員誰にでも必要だと思いますが、どの職位まで添削を行っているのでしょうか。

田尾:社長以外の全社員です。例えば部長や役員であっても、何らかの目標を掲げる必要があります。それらについても、良い目標になるように添削を行っています。

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この記事の著者

市古 明典(IT人材ラボ ラボ長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、資格学...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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