◆ 著者のDento氏が運営する「20代〜30代のキャリアを考えるブログ」もあわせてご覧ください
グループディスカッションで危機感を覚えインターンシップに数多く応募
――まずは自己紹介からお願いします。
大学を卒業後、そのまま文系の大学院に進み、現在修士2年に所属しております。
実はそもそも、大学院に進学するつもりはあまりありませんでした。野球が好きで、受験をしたくないからという理由で中高一貫校に所属しており、中学時代3年と高校時代の引退までの2年半はひたすら野球をしていました。
大学でも野球を続けていたのですが、高校時代のけがが悪化し、大学2年で引退を余儀なくされました。要するに勉強はほとんどせず、ずっと野球をしていた学生生活でした(笑)。
ただ、将来を考えると、野球ばかりやっていても生計を立てることは難しいと思い、大学時代に1年半の留学をしました。その結果、帰国した時にはすでに就活が始まっていたので、就活を一年遅らせるために大学院進学を決めました。
もくろみ通り、大学院に入ってからは授業や研究の傍ら、しっかり就活もできましたし、大企業から多くの内定もいただけました。大学院進学は成功だったと思います。
――なるほど。では就活自体はいつから始められたのでしょうか。
初めて企業の選考というものを受けたのは、2017年の5月ごろです。就活生に人気のDI(ドリームインキュベータ)のインターン選考を受けたのが最初ですね。
――DIは優秀な就活生の登竜門になっています。今年も7月にインターンシップが実施されていましたね。コンサルに興味があったのでしょうか。
全くコンサル業界には興味がありませんでしたし、さらに「こんな早くから就活しなくても大丈夫だろう」と高を括っていたので、全く対策をせずに思い出作りで友人と選考に参加しました。
その結果、8人くらいのグループディスカッションで何もできないまま落選しました。特にこの時の選考は、周りが東大生、慶應大生ばかりで就活に対して意識の高い学生を目の当たりにしたんです。本気で就活に取り組まなければいけない、と危機感を感じましたね。
――危機感を感じてからはどのような行動をとられたのですか。