同調査は、20歳~59歳の正社員3000名を対象に、2018年6月に行われている。
1年前と比較した残業の状況を尋ねたところ、「残業が減った」という回答は26.3%で、「増えた」は17.4%、「変わらない」は51.5%と、全体としては「変わらない」が過半数を占めているものの、「減った」が「増えた」を上回った。
「残業が減った」要因としは、「会社の制度変更」(37.7%)がもっとも多い。
また、残業が「増えた」と回答した人に、その要因を尋ねた質問では、「仕事が増えた」(63.2%)という答えが最多で、「人が減った」(32.4%)がそれに続く。
「会社の制度変更」によって残業が減ったと感じている人の業種や職種の内訳を見ると、業種では「金融」(16.8%)がもっとも多く、それに「IT・通信」「メーカー(機械・電気)」が同数の14.8%で続いている。職種別では、「技術職(SE・インフラ・Webエンジニア)」(14.8%)が2位、「クリエイター・クリエイティブ職」(2.7%)が5位にランクインした。