「2020年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」は、1月28日時点の「マイナビ2020」全会員を対象に1月28日~2月20日の期間に実施しており、5694名(文系男子1089名、文系女子2738名、理系男子975名、理系女子892名)から有効回答を得ている。
インターンシップ以外の就職活動準備を「昨年9月以前」に開始した学生は46.6%で、前年比8.6ポイント増だった。
就職活動を行おうと思った理由としては、「不安を少しでも減らすため」(29.0%)がもっとも多く、「早く就職活動を始めなければならないという焦りがあった」(27.1%)がそれに続く。
就職活動への焦りや不安から、就職活動の準備開始時期は年々前倒し傾向にあり、「企業参加なしの学内ガイダンス」や「就職情報サイトへの登録」といった企業の広報活動が始まる3月に、すぐに動き出せるよう情報収集を中心に活動していることがうかがえる。
「2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 2月の活動状況」は、2020年卒業予定の大学3年生および大学院1年生のモニター会員を対象に2月25日~28日の期間に実施しており、2810名(文系男子564名、文系女子703名、理系男子761名、理系女子782名)から有効回答を得ている。
現時点で、就職活動に対して不安を抱える学生は91.9%だった。
先輩と比較して、自分たちの就職活動について尋ねた質問では、63.7%が「変わらない」と回答した一方、「(かなり+多少)厳しくなる」は25.8%で、「(かなり+多少)楽になる」(10.5%)を上回っている。