4月1日時点の速報値で、大学生(大学院生除く)の就職内定率は22.2% (前年同月比+1.7 ポイント)。インターンシップ経験有無別にみると、経験者は27.3%、未経験者は13.7%であった。
次表は、3月末までの各活動実施率をインターンシップ経験者と未経験者別に見たものである。この表からは、経験者は選考参加に関する活動が、未経験者と比べて進んだ段階にあることが分かる。
以上のことから同社は、インターンシップ経験の有無で就職活動の段階に差が生まれ、それが現在の就職内定率の違いにつながっていると考えられる、と述べている。
なお、「就職白書2019」で聴取した2019年卒学生の最終的な就職内定率は、経験者は85.7%、未経験者は82.6%と、ほぼ同水準であったという。
調査概要
学生調査期間:2018年12月28日~2019年1月21日
対象:就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生