フリーランスエンジニアとしての経験年数は、1年未満が27.9%、1~10年が45.6%、10年以上が26.5%だった。1年未満と10年以上の間に大差はないことから、レバテックでは、50代からフリーに転身する人が一定数存在することが明らかになったと分析する。また、経歴1年未満のエンジニアは、SIer経由で業務システムの案件に参画する人が多く、経歴3年〜10年のエンジニアはWeb系の案件への参画が目立ち、収益基盤であるプロダクトを任されている傾向。経歴10年以上のエンジニアになると、研究開発案件に関わる人も目立つという。
また、メインのスキルセット(プログラミング言語)は何かの質問では、C/C++が19.2%と最多。2位は、PHPの14.4%だった。情報系の学校や新卒入社時の研修でC言語を学んだエンジニアも多く、世代を反映する結果となったと、レバテックは述べている。
対象のエンジニアからランダムに選んだ20名にヒアリングした結果として、次の回答が多く聞かれたという。レバテックはこの回答について、自身の理想とするワーク・ライフ・バランス実現を目的にフリーランスへキャリアチェンジする50代エンジニアが増えている一方で、その多くは今後の収入を不安視していると説明している。