「コミュニケーションクラウド」は、従業員エンゲージメントに影響を及ぼす16領域のうち “対会社”に関する満足度の向上を目的とした「社内コミュニケーションの活性化」を実現するクラウドシステム。一方、「チームワーククラウド」は、同16領域のうち“対上司”および“対職場”に関する満足度の向上を目的とした「職場内のミドルマネジメント・チームマネジメントの強化」を実現するクラウドシステム。従業員エンゲージメントに影響を及ぼす領域に対応した機能によって、組織の改善スピードを加速させていくことが、両システムを開発した狙いだという。
また、従来サービスの「モチベーションクラウド」と合わせ、同社が開発したHR Techサービスは3つとなった。これらを合わせて「モチベーションクラウドシリーズ」と呼ぶ。
コミュニケーションクラウドとチームワーククラウドの特徴は次のとおり。
コミュニケーションクラウド
紙の社内報やイントラネットに代わる、戦略的・効率的・効果的な社内コミュニケーションを実現。「社内コミュニケーション」において、上図の“対会社”の8領域に関する情報を社員と共有することにより、従業員エンゲージメントを向上させる。
- ①戦略的:「一人ひとりに記事を推奨」
- 「部門」「年次」「役職」などに応じて記事を推奨できる。一人ひとりの課題に合わせて推奨する記事を選択できるため、伝えたい社員に伝えたい内容を届けられる。
- ②効率的:「ローコスト」「スピーディ」「自動アップグレード」
- 社内コミュニケーションを発信・管理可能。導入・運用はローコストでスピーディ。また、常に最新機能にアップデートされ、管理の手間を軽減。
- ③効果的:「集約」「検索」「双方向」
- 社内コミュニケーションを集約でき、既存社員にも、新規入社者にも漏れなく届けられる。画像やテキスト、PDF、動画も投稿可能。記事はクラウド上に蓄積され、検索もできる。記事に「いいね」や「コメント」を付けることができ、双方向のコミュニケーションが実現される。
チームワーククラウド
戦略的・効率的・効果的なミドルマネジメント、チームマネジメントを実現。「タイムライン機能」や「チャット機能」に加え、上図の”対上司”、”対職場”の8領域に関する「チームアクション機能」を活用することで、ミドルマネジメント、チームマネジメントを強化できる。
- ①戦略的:「マネジメントの型を搭載」「現場で実践」
- マネジメントに必要な“型”を搭載。マネジメントに必要な“8つの機能”(下図)が現場で実践できるように設計されている。
- ②効率的:「オールインワンパッケージ」
- 上記8つの機能に加え、タイムライン機能やチャット機能を持ち、情報交換をスピーディに行える。各ツールはクラウド内で連携しており、操作や連携にかかる面倒がない。チームの課題に最適な機能を選択できる。
- ③効果的:「アクション状況をモニタリング」
- 各機能の実施状況が一目瞭然。状況の確認が容易で、フォローや修正行動をとりやすい。
なお、モチベーションクラウドの診断結果は、コミュニケーションクラウドやチームワーククラウドと連携させること可能となっており、同社では3つのシステムを利用することで、従業員エンゲージメントの高い組織創りを効果的に行えると述べている。