同調査は、2019年7月1日~7月10日に、2020年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象として実施。インターネットによるアンケートで、915人から回答を得ている。
経団連の指針での「採用選考解禁」から1か月が経過し、内々定率は大きく上昇。内々定率は「74.4%」と7割を超過した。また、前月から17.2ポイント上昇。文系「69.6%」、理系「82.4%」に達した。
内々定獲得者の、内々定社数(1人あたり)平均は「2.13社」で、6割に迫る学生が複数社から内々定を獲得している。企業にとっては、依然内々定出しをした学生を入社に繋げるための内定者フォローが重要な時期に差し掛かったともいえる。
その一方、就職活動の継続率は「46.4%」と5割程度の水準を維持。また、内々定獲得者のうち、「48.8%」が内々定を辞退している(前月から12.9ポイント上昇)。
調査の詳細な結果はこちらのページからダウンロードできる。