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試験内容や資格体系がぱぱっとわかる「最新資格データベース」

オラクル認定資格 ORACLE MASTERとは


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資格の取得パスとアップグレード(移行)パス

ORACLE MASTERの取得はBronze資格から始め、次にSilver資格、そしてGold資格、Platinum資格へと進めていきます。Silver資格の取得にはBronze資格の保持が、Gold資格の取得にはSilver資格の保持が条件となっています(受験は保持していなくても可能)。

また、旧バージョンのORACLE MASTER資格を保持している人は、アップグレート(移行)のための試験(新機能試験)に合格すると、該当する新バージョンのORACLE MASTER資格を取得できます。

次の図は、資格の取得とアップグレードのパスをまとめたものです。

ORACLE MASTERの資格体系(出典:日本オラクル「移行パス」)
ORACLE MASTERの資格体系(出典:日本オラクル「移行パス」)

資格のレベル感:ITスキル標準(ITSS)との対応

日本オラクルでは、情報処理技術者試験を運営している独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が策定した「ITスキル標準(ITSS)」において、ORACLE MASTERの各資格がどのレベルに対応するか(マッピング)を発表しています。

ORACLE MASTERの各資格とITSSレベルとのマッピング(出典:日本オラクル「ITスキル標準(ITSS)に準拠した教育サービス」)
ORACLE MASTERの各資格とITSSレベルとのマッピング
(出典:日本オラクル「ITスキル標準(ITSS)に準拠した教育サービス)」

現在発表されているのは1つ前のバージョンである11g対応資格のものですが、Bronze資格がITSSのレベル1、Silver資格が同レベル2(ともにエントリレベル)に相当するとあります。また、Gold資格がITSSにおけるレベル3、Platinum資格が同レベル4に相当するとあります。

IPAの配付資料『ITスキル標準 V3 2011 1部:概要編』によれば、レベル1は情報処理技術者試験の「ITパスポート試験」、レベル2は「基本情報技術者試験」、レベル3は「応用情報技術者試験」、レベル4は「データベーススペシャリスト試験」などのいわゆる高度試験が該当します。

ITパスポート試験や基本情報技術者試験、応用情報技術者試験よりも、Bronze、Silver、Gold資格の試験のほうが難易度が高いように思えますが、広く浅くIT知識(マネジメントや企業戦略も含む)を問う情報処理技術者試験と、狭く深くデータベースとOracle Databaseの知識を問うORACLE MASTERとの違いゆえの違和感かもしれません。

受験までの流れ

受験までの大まかな流れは以下のようになります。受験の際には、下記の手順に従って登録を進めてください。

  1. 受験者登録
  2. 再受験規約
  3. 受験予約
  4. 予約確認書の確認
  5. 受験当日

受験方法の詳細は、日本オラクルのWebサイト、およびORACLE MASTER資格試験を実施しているピアソンVUEのWebサイトをご覧ください。特に受験当日の流れは、試験前はもちろん、受験を申し込んだ時点で一度、ピアソンVUEの説明を確認しておくことをお勧めします。

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資格Zine編集部(シカクジンヘンシュウブ)

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