Gold資格
ORACLE MASTER Goldは、Oracle Databaseを効率的に運用するためのパフォーマンス診断やそれに基づくチューニング、障害状況に応じたリカバリ、さらにはクラウドコンピューティングを前提とした開発やデプロイメント(12c資格)など、データベース管理者として高度な知識やスキルを持っていることを証明します。
ORACLE MASTER Gold資格を取得すると、同時にグローバル資格である「Oracle Database Administrator Certified Professional」(以下、OCP)としても認定されます。
また、Gold資格から、取得条件に「要履修コース(1コース)の受講」が加わっています。要履修コースとは、オラクルが作成したOracle Databaseに関する研修コースで、国内では日本オラクルの認定会場(スクール)などで受講できます。この取得条件は、Oracle Databaseに触れたことのない(ペーパーだけの)合格者をつくらないために設けられました。
現在、取得のための試験が行われているOracle Databaseのバージョンは、11gと12cです。
資格名 | ORACLE MASTER Gold Oracle Database 12c |
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試験 | Oracle Database 12c: Advanced Administration(試験番号:1Z0-063) |
取得条件 |
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サイト | オラクル認定資格 Professional(OCP) |
資格名 | ORACLE MASTER Gold Oracle Database 11g |
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試験 | Gold DBA11g(試験番号:1Z0-053) |
取得条件 |
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サイト | Oracle Database 11g 管理者 |
合格が必要な試験の概要
資格を取得するのに合格が必要な各試験の概要は次のとおりです。詳細やテストで問われる項目などの最新情報は、日本オラクルの「詳細ページ」でご確認ください。
Oracle Database 12c対応のGold資格試験では、試験範囲の一部(Oracle Databaseのインストール)がSilver資格試験へ移りましたが、12cの新機能が試験範囲に加わっているため、11g対応Gold資格試験から試験時間も問題数もほぼ据え置きになっています。特に、12c最大の機能拡張であるクラウドへの対応に関連する項目(プラガブルデータベースとコンテナデータベースの管理)は、テスト内容の中で1つのセクションになっており、また新しい概念が入ってきますので、現場で活躍中のエンジニアもしっかり学習する必要がありそうです。