みん就は、2019年4月4日から2019年6月22日にかけて、インターネットおよびみん就主催の就職イベント会場でアンケートを実施。841名から回答を得た。アンケートでは、調査対象企業約200社から、インターンシップに参加したい企業を5社ずつ選び、各企業を志望する理由を11項目から選択。それをみん就が独自の算出方法で集計した。志望する理由11項目は次のとおり。
プログラムが楽しそう/プログラムが実際の仕事内容と近い/プログラムの難易度が高く成長できそう/プログラムを通じてスキルが身につきそう/集まる学生のレベルが高そう/報酬が良い/その企業の採用に有利になりそう/その企業以外の採用に有利になりそう/先輩に勧められた(WEBの口コミも含む)/教授・親に勧められた/企業担当者のイメージが良い
ランキングの総合1位はヤフー。それにLINE、NTTデータ、富士通、楽天が続く。また、9位にぐるなびが入り、トップ10の中にWebサービス企業4社がランクインした。楽天はこの結果について、「これらの4社では、職種やテーマごとに分けた体験型のインターンシップを実施しており、幅広い層の学生が参加できることが支持を得る理由となったようだ」と述べている。
Webサービス以外では、6位にアクセンチュア、10位に野村総合研究所(NRI)とコンサル系企業2社がトップ10入り。コンサル系企業では、「プログラムが実際の仕事内容と近い」という志望理由別のランキングで、2位にデロイト トーマツ コンサルティング(総合31位)、5位にアビームコンサルティング(総合26位)、6位に大和総研ホールディングス(総合21位)がランクインしており、「特に実践・体験型のインターンシップを実施する企業が、成長意欲の高い学生やインターンシップの段階で実力を試したい学生からの支持を得る傾向がみられた」(楽天)という。
総合30位までのランキングは次表のようになっている。総合ランキングのほか、業界別や男女/文理別、志望理由別のランキングも見られる同調査の詳細結果は、こちらから確認できる。「IT業界インターンシップ人気企業ランキング」と合わせて実施された、2021年卒大学・大学院生の「インターンシップ人気企業ランキング」の詳細結果もこちらから確認できる。