調査は1万3506社を対象として2019年7月1日~9日に実施され、回答は1376社。ディスコは、今回の調査の結果について、以下のように述べている。
2020年3月卒業予定者の反応(2019年卒採用との比較)として、エントリー数、選考応募者数ともに「減った」が「増えた」を大きく上回った。また、辞退者は、選考途中辞退・内定辞退とも前年より増加傾向になっている。
採用活動の開始時期について、面接開始は「1月以前~3月」が増え、早期化が進行。9割が選考解禁より前に面接開始した。
学生に対する満足度については、「選考への応募者」「内定者」ともに「量」に対する不満が目立った。
選考終了状況と内定者充足率については、採用選考を「終了した」が31.1%で、前年実績(26.4%)を上回った。充足率の平均は63.9%。
インターンシップ実施状況と効果については、実施企業の7割強(72.6%)が採用活動への効果を実感。「母集団形成への効果」が最多となった。
2021年卒業予定者の採用計画を尋ねたところ、面接開始「早める」42.9%。大手企業では過半数に(50.8%)。
採用活動でのLINE利用については、「利用している」10.4%、「今後利用したい」37.0%。利用企業の6割が「効果を感じている」と回答した。
なお、人事担当者川柳も募集したもようで、「企業名 面接前に 覚えてね」「エントリー わずか数社で 即内定」などが寄せられたようだ。