調査は2020年度(2020年4月~2021年3月)中に就業開始を希望する大学院生・ポストドクターを対象に、6月27日~7月12日に行われ、134名(修士97名、博士35名、ポストドクター2名)から回答を得ている。
インターンシップ参加率は修士70%超に対し、博士/ポスドクでは約50%、また理系が約70%に対し文系は50%となった。
インターンシップに参加した87名のうち、20%がインターンシップ先の企業の1つを就職先として選択している。
「就職活動を終了している」のは修士で80%、博士/ポスドクでおよそ50%。そのうち72%がインターンシップの参加経験があった。一方で「就職活動を継続している」と答えたうち、インターンシップの参加経験があると答えたのは半数にとどまった。
「研究職を希望」と「研究職/非研究職どちらも希望する」を合わせると、修士の60%、博士の85%が研究職を希望している。
また、内定獲得数について、1社以上の内定を獲得したもののうち修士の70%、博士の78%が1~2社の内定獲得となっており、3社以上の複数の内定先から就職先を選ぶ場合は少数だった。