有効求人倍率が高い水準で推移する中、特に専門スキルを有するハイクラス人材の獲得競争は激しさを増す一方で、2018年1月に厚生労働省のモデル就業規則で副業が原則容認となって以降、働き手の副業への関心・意欲は高まってきている。しかしながら、人材獲得に悩む企業が、その解決手段として副業者を迎え入れるケースはまだ少ないのが現状だ。
「CrowdLinks」はこうした課題を解決するため、企業とハイクラス副業・兼業者をつなげるサービス。“企業と個人の新しいつきあい方”をコンセプトに、「仕事を依頼したい企業」と「副業・兼業で経験・スキルを発揮したい個人」を、インターネットで素早くマッチングする。副業・兼業者に特化したサービスであるため、転職市場には出てこない多種多様なハイクラス人材が登録しているのが特徴。課題の洗い出しや要件定義などの初期フェーズからでも参画してもらえるという。
同サービスの活用例として、クラウドワークスは以下を挙げている。
- 事業の垂直立ち上げ
- ハイクラス人材とのスピーディーなマッチングにより、新規事業プロジェクトを開始する大手企業や、資金調達を実施したベンチャー企業が、事業に速やかに着手し立ち上げに専念することが可能。
- 専門知識の社内ナレッジ化
- 一緒に課題解決をしてくれるハイクラス人材は会社の一員。「社内に知見を共有してもらいながらプロジェクトを遂行する」「若手人材のメンターになってもらう」など、豊富なナレッジを自社に取り入れてくれる存在となる。
- 転職潜在層との新しい接点の場
- 副業者はダイレクトリクルーティングでもなかなか出会えない希少な転職潜在層。また、その数は転職者の10倍にも及ぶという(2019年 総務省統計局 労働力調査より算出)。CrowdLinksを通じた副業としてのプロジェクトへの参画を、採用広報の観点での関係構築の場にも展開できる。
CrowdLinksを通じて副業者に参画してもらう流れは、①アカウント登録、②企業情報・募集案件の投稿、③応募者のプロ人材を確認、④業務に関する直接契約(対面やオンライン)の4ステップ。CrowdLinksの利用企業は月額利用料をクラウドワークスに支払う。