『作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本』は、非エンジニア出身の採用・人事担当者がITエンジニアを採用するときに必要となる知識を幅広く解説した1冊です。
担当者にとって一番の課題は「多すぎるIT用語がわからない」ということでしょう。ITと一口に言ってもその領域は幅広く、それぞれの領域で利用される用語もかなり異なります。それらを横断して理解してITエンジニアを評価しなければなりませんが、開発の実務経験がなければ用語を理解すること自体のハードルが高いのも事実です。
本書ではそうした課題を解消してもらうため、ITに関連する用語を中心に解説。そのうえで、候補者がどのようなスキルを持ち、それをどうやって自社で活かせるのかを評価するポイントを説明しています。
ITの知識がなければ、エンジニアの採用は絶対にうまくいきません。費用もかかる採用で失敗しないために、ぜひ本書を参考にしてみてください。
目次
【第1部 基礎編】
第1章 なぜエンジニアリングを学習する必要があるのか?
エンジニアの求人倍率が急激に高まっている
難しさに対応して採用手法が変化している
エンジニアリング知識がなければ採用は成功しない
だからこそ、いま、学習を始めましょう
本書での学習で意識していただきたいこと
【第2部 学習編】
第2章 作るものから学ぶ
Webアプリケーションの構造を俯瞰する
プログラミング言語を深掘りする
ライブラリとフレームワークを深掘りする
データベースを深掘りする
OS(Operating System)を深掘りする
インフラを深掘りする
第3章 作る人から学ぶ
職種を俯瞰する
扱う領域に紐づく職種を深掘りする
マネジメントや職位に関連する職種を深掘りする
第4章 作り方から学ぶ
開発工程を俯瞰する
チーム開発の指針となる概念を深掘りする
システム設計や実装の指針となる概念を深掘りする
開発を支援する概念とツールを深掘りする
【第3部 応用編】
第5章 エンジニアリング知識を採用業務に応用する
エンジニア採用の担当者としてのレベル
採用業務への応用
第6章 学びを深め、学び続けるために
エンジニアと会話しよう
エンジニアのアウトプットを学習コンテンツにする
学習サービスを利用する