採用経路が多様化する現在、応募者の管理が複雑になり、採用担当者の作業工数を圧迫している。この課題を解決する目的で、「doda Assist」は「Talentio」とのAPI連携を開始した。Talentioを利用中の企業が、新たにdodaを利用する場合、doda Assist上の応募者情報が自動でTalentioに取り込まれる。これにより、手動で行っていた応募者情報の移行など、煩わしい業務が削減され、応募者情報を手間なく一元化することが可能となった。採用担当者の業務工数は削減され、書類選考や面接、内定・採用後のフォローなどにより時間を割けるようになる。
Talentioは、人材を採用する際に発生する履歴書管理や評価などを効率化するほか、採用活動の効果を自動で分析する機能を備えたクラウド型採用管理システム。候補者の一元管理、選考フローの設計に加えて、応募ページの作成など、煩雑な採用オペレーションから人事担当者や経営者を解放し、戦略業務に注力できる環境を提供する。
doda Assistは、「doda求人情報サービス」「doda人材紹介サービス」「doda Recruiters」の利用企業が中途採用業務全般を一元管理できるシステム。 選考・応募者情報・人材紹介会社の管理機能や、メール連絡、「doda Recruiters」の利用によるスカウト機能などがあり、採用業務を効率よく管理できる。
なお、doda Assistでは2019年2月からAPI連携を開始しており、連携可能なサービスは4つ(HITO-Linkリクルーティング、HERP ATS、ジョブカン採用管理、Talentio)となった。同社では、今後もさまざまなサービスとの連携を進め、より効率的に企業が採用活動を行えるよう支援していくと述べている。