グレッジは、エバーバンクから事業移管された「外国人材管理ツールできすぎくん」(以下、できすぎくん)をリニューアルし、「外国人材管理ツールdekisugi」(以下、dekisugi)として7月13日に販売を開始した。できすぎくんは事業が好調なため、エバーバンクから独立させ、グレッジに移管したという。
dekisugiは、外国人材の監理団体・登録支援機関・受入企業が、人材管理やスケジュール管理、書面作成に関する業務の効率化およびコスト削減を行うためのツール。リニューアル前から、基本情報を登録するだけで必要書類に情報を自動反映する機能や、書類作成スケジュールや担当者ごとにタスクの進捗管理ができるガントチャート機能、外国人材の生活サポート支援を提供してきたが、今回次の新機能が追加された。
- アラート機能
- 登録したタスクのアラート設定をすることで、設定期日に自動でメール配信。設定期日は複数の登録ができ、実業務に合わせた活用が可能。複数名への通知も可能なため、タスク漏れの心配を防げる。
- ガイド機能
- ガイド機能で次のステップをシステムが自動で誘導。システム操作に不安がある場合や新しい担当者でもすぐに使いこなせる。
- オンライン申請機能の搭載
- 出入国在留管理庁へ提出する在留資格関連の書類が、オンライン申請に対応したことを受け、dekisugiから直接申請ができるように出入国在留管理庁のシステムと連携。登録済みのデータを自動的に読み込んで変換を行うため、ボタン1つで申請が完了する。また、申請時の入力ミスや不備もシステムが自動で判別する。
また、できすぎくんはWindowsアプリケーションだったが、dekisugiになりWebアプリケーションに変更。スマートフォンやタブレットでも利用可能になったほか、動作端末のスペックに応じて処理速度の大幅改善が見込めるという。
なお、dekisugiのリリースを記念して、導入後最大2か月間無料キャンペーンを実施する。