更新情報(11月7日)
JSTQB認定テスト技術者資格第2回Advanced Level<テストアナリスト>試験の申込受付期間が11月22日(火)に確定されております。受付期間の延長はありませんので、ご注意ください。また、試験日時、試験会場に関しても確定されました。詳細は下記のWebサイトにてご確認ください。
JSTQB認定テスト技術者資格とは、テストエンジニアの技能を認定するための資格。試験運営者であるJSTQBは、国際的なテスト技術者認定組織であるISTQB(International Software Testing Qualifications Board:国際ソフトウェアテスト資格認定委員会)に加盟しており、JSTQB認定テスト技術者資格はISTQBの各加盟国の資格と相互認証されるため、海外でも有効な資格であるのが特徴だ。テスト対象としてのシラバスもISTQBのシラバスを翻訳したものが使われている。
また、日本の品質管理をリードしてきた一般財団法人日本科学技術連盟を試験パートナーに迎えており、ソフトウェアテストの資格として標準的なものだといえよう。
JSTQB認定テスト技術者資格の体系
JSTQB認定テスト技術者資格は現在、以下の2レベルで構成されている。
- Foundation Level試験
- Advanced Level試験
Foundation Level(以下、FL)試験は、JSTQBが公開しているシラバス(PDF)によると、ソルトウェアテストに関する基礎的な知識を問うレベルであり、ソフトウェアのテスト作業に関与するすべての人を対象としている。これには、テスト担当者、テストアナリスト、テストエンジニア、テストコンサルタント、テストマネージャ、ユーザ受け入れテスト担当者、ソフトウェア開発者の役割を持つ人々が含まれるとあることから、試験自体はテストの基礎はもちろんだが、ソフトウェアサイクルを通じてのテストや、設計技法、マネジメント、ツールなど、テストに関連した幅広い知識が問われるものとなっている。
また、Advanced Level(以下、AL)試験は、FLよりも更にプロフェッショナルなテスト担当者のためのキャリアパスを定義している。シラバス(PDF)によれば、AL有資格者は、テストマネージャまたはテストアナリストの役割を担うことができるかつ、テクニカルテストアナリストのスキルを持つものとしている。
AL試験は以下の3つの専門領域に分けられており、専門領域ごとに認定試験がある。
- テストマネージャ
- テストアナリスト
- テクニカルテストアナリスト(日本語版のリリースは現在未定)
ISTQBでは、さらに最上位レベルとしてExpert Level試験がリリースされているため、今後JSTQBでも実施される可能性があると思われる。
今回の試験概要
JSTQB認定テスト技術者資格第22回Foundation Level試験と、第2回Advanced Level<テストアナリスト>試験の概要は以下の表のとおり。受験申し込み方法の詳細に関しては、下記のリンク先に詳細が掲載されているので、必ず参照してほしい。後日案内される予定だ。
試験名称 | 第22回JSTQB認定テスト技術者資格Foundation Level試験 |
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試験日時 |
2017年2月11日(土) 15:00~16:00 実施 |
試験会場(地域) |
東京、名古屋、大阪、福岡、那覇 |
試験料 | 2万1600円(税込み) |
申込受付期間 |
2016年10月20日(木)~12月7日(水) 15:00まで |
試験名称 | 第2回JSTQB認定テスト技術者資格Advanced Level<テストアナリスト>試験 |
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試験日時 |
2017年2月11日(土) 10:00~13:00 実施 |
試験会場(地域) |
札幌、東京、大阪 |
試験料 | 2万1600円(税込み) |
申込受付期間 |
2016年10月20日(木)15:00~11月22日(火)15:00まで |
受験資格 |
次の1と2の条件をすべて満たす者とする。 1. JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level資格の合格者 2. 業務経験3年(2016年11月22日の時点)以上(業務経歴申請書の提出あり) |
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