freeeは、同社が提供する人事労務管理ソフトウェア「人事労務freee」で作成した給与明細データを、SmartHRの提供するクラウド人事労務ソフトウェア「SmartHR」へ、API経由で取り込みが可能となった。人事労務freeeで作成した給与明細データをSmartHR上で選択するだけで、簡単に給与明細を取り込むことができる。

人事労務freeeとSmartHRのいずれか一方に従業員情報が登録されている場合、API連携による従業員情報の同期が2019年より可能となっていたが、今回のアップデートにより、給与明細データも連携された。どちらのサービスからでも明細を従業員に配布できるため、ユーザーの自由度を高められる。加えて、データ転記の手間の削減と人事労務領域におけるバックオフィス業務の効率化も図れる。
APIで人事労務freeeからSmartHRに取り込みが可能になったデータは次のとおり。ただし、人事労務freeeの利用プランが「ミニマムプラン」以上である必要がある。
- 給与計算結果
- 支給控除一覧のうち、給与明細に関わる支給項目・勤怠項目・控除項目の集計結果
- 支給項目設定・控除項目設定
- 設定された支給項目及び勤怠項目の全て
「SmartHR×freee連携アプリ」は、freeeアプリストアより無料で利用できる。