ジンジブは、2020年7月に開催した合同企業説明会「ジョブドラフトFes2020」に参加した高校生に対して就職活動に関するアンケートを実施した。調査期間は2020年7月4日~31日、有効回答は1413人。
主な調査結果は以下のとおり。高校生の就職活動において、就職する理由の1位は「自立したい(36%)」、仕事を決める上でのポイントの1位は「仕事内容(30%)」、職場見学で企業を見るポイントの1位は「雰囲気(41%)」だった。また、就活で活用したいツールの1位は「高卒専用求人サイト(36%)」と、能動的に情報を得て就職活動を行いたい生徒が多数いることが推測される。
1. 就職する理由を教えて下さい。(N=1413)
就職する理由を質問したところ、「自立したい」が1番多く36%、次いで「経済的理由」23%、「言えない」15%、「進学したくない」14%、「目標がある」11%という結果だった。
2. 就職活動に不安はありますか。(N=1413)
就職活動に不安があるか質問したところ、「不安あり」85%、「不安なし」15%という結果だった。
3. 就職先希望エリアはどちらですか。(N=1413)
就職先希望エリアを質問したところ、「地元就職」が64%県外就職」が5%、「特に希望なし」が31%となった。会場別に見ると、特に札幌・広島において地元就職の回答割合が大きく出た。都道府県により求人倍率に差が出ている中、地元就職への希望が多いのには、高校生の地元志向の高まりの他に、求人情報が県内に偏っていることも要因と推察できる。
4. 就職先を決めるポイントを教えてください。(N=1413)
就職先を決めるポイントを質問したところ、1番多かったのが「仕事内容」30%、次いで「給料」が23%、「休日」が16%、「働いている人」が15%、「家が近い」が11%だった。
5. 職場見学で企業を見るポイントを教えてください。(N=1413)
職場見学で企業を見るポイントを質問したところ、1番多かったのが「雰囲気」41%、次いで「仕事内容」が34%、「働いている人」が20%だった。
6. 就職活動で使いたいツールを教えてください。(N=1413)
就職活動で使いたいツールを質問したところ、1番多かったのが「高卒専用求人サイト」36%、次いで「面接練習の機会」17%、「個別面談」10%、「企業紹介動画」10%、「就活イベント」9%、「SNS相談」8%だった。学校で得られる求人情報の他にも情報の取得や、練習や相談の機会を求める生徒が多いことが推測できる。
7. ジョブドラフトFesに参加して、職場見学or応募したい企業が見付かりましたか。(N=1413)
ジョブドラフトFesに参加して、職場見学or応募したい企業が見つかったか質問をしたところ、「見付かった」と答えた生徒が64%、「見付からなかった」が7%、「どちらでもない」が29%だった。