ReBitは、18歳〜25歳(Z世代)の就職・就労への意識や、企業のダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)への考えを知るため、オンラインアンケート調査「Z世代のダイバーシティ&インクルージョンと就職・就労」を実施した。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の拡大やその防止策のなかで、企業のD&I推進をより重要視する傾向が明らかになった。調査期間は2020年9月16日〜10月3日。有効回答115名で、その年代、就学・就業状況の分布は次のとおり。
アンケート調査より見えてきたZ世代のD&Iへの意識やニーズは、以下4つのポイントにまとめられる。
1. コロナ拡大前後で、Z世代の75.7%が働き方・キャリアに関する考え方に変化。65.2%が、働き方の多様性や社員の多様性などのダイバーシティ&インクルージョンをより重要視するようになったと回答。
2. コロナ収束後も、ダイバーシティ&インクルージョンが実践された職場で働くことを希望。77.5%が「リモートワーク等の働き方の多様性」、76.5%が「多様な人財活躍」を重要視すると回答。
3. 97.1%が、職業選択や働き続ける上で、職場においてダイバーシティ&インクルージョンが推進されていることが重要と回答。
4. Z世代の89.1%が「ダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組む企業を10社以下しか知らない」、また、38.5%が「探したいと思っているが、探し方がわからない」と回答。