このセミナーは、大きく2つの内容に分かれている。
1つは、「テクニカル編」と題された3日間にわたる講義。この講義では、SEA/Jの認定セミナー「情報セキュリティ技術認定 応用コース・テクニカル編(Certified Security Professional Masterof Technical、以下CSPM-T)」をベースに、ベリメター(境界)セキュリティを学ぶ。演習を交えて行われるので、DMZ(ネットワークにおける非武装地域)周りにおけるセキュリティ対策の基本が効率よく習得可能。この講義で習得した知識を用いれば、実務でセキュリティを検討する際にもセキュアな対応ができるようになるという。
もう1つは、講義終了後の効果測定として、講義の最後にSEA/Jの認定資格CSPM-T認定試験が実施される。この試験は上記の講義内容に対応しており、講義で学んだ用語や名称、概念や考え方が理解・習得できているかを問うもの。CSPM-TはIPA情報セキュリティスキルマップのレベル2に、内容はITスキル標準(ITSS)の情報セキュリティ分野レベル2~4に、それぞれ対応している。
セミナーの概要は次のとおり。
日時 | 2016年12月26日(月)~ 12月28日(水)、全日9:30~17:00 |
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場所 | 大塚商会αラーニングセンター(東京都千代田区) |
対象者 |
学校(専門学校、大学など)、企業、団体に所属し、次のいずれかの条件を満たす人
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定員 | 15名(先着順、定員に達し次第締め切り) |
受講料 | 無料 |
申し込み | こちらから申込書をダウンロードして記入し、FAXにて03-5634-8642 (SEA/J 事務局行)に送付 |
SEA/Jは、このセミナーを体系的な情報セキュリティの基礎知識を持つ人材を育成する、教育プログラムと位置付ける。学校や企業/団体で情報セキュリティ教育に従事している(または、従事する予定がある)人は、知識範囲の確認にぜひ利用してほしいという。