人材育成データ・機械学習技術などを活用した、社会人向け教育サービスの提供を行うアルーは、2021年4月に入社する新入社員向けの研修を、デジタル教材として総合的に提案するサービスの販売を開始した。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、テレワークが一般的になり、オンラインでの研修やWeb経由のeラーニングが多くの企業で実施された。一方で、様々なツールを通しての研修の実施は、受講生にはストレスがかかり、人事担当者には研修の設定、進捗管理や受講状況の確認などの作業が多岐にわたり業務量が増えてしまうなどの問題があった。
そこでアルーは、同社の提供するクラウド型eラーニングシステム「etudes」を通し、集合研修・オンライン研修・eラーニングを提供しながら、効果測定・成果可視化・受講状況までの管理を可能にした総合的な新入社員向けデジタル教材の提供を開始した。
この教材では、研修のすべてがetudesで完結し、受講生は学びをいつでも振り返ることができる。また、人事担当者は研修の運営・管理業務が軽減されるほか、受講履歴を活用したタレントマネジメントの実施にもつなげられると同社では述べている。