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営業職の初任給を40万円に引き上げ 27年新卒より—オープンハウスグループ

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 オープンハウスグループは、2027年新卒営業職の初任給を40万円に引き上げると発表した。同時に新卒営業職の採用人数も変更。同年4月入社の初任給は36万円から4万円増加、採用予定人数は30名増えて計400名となる。

 同社の営業部門ではこれまでも、年7回の評価制度、明確なインセンティブ設計、優秀な社員による指導体制、働き続けるための育児や介護を助ける制度といった豊富な選択肢を提供。そのため、活躍を続ける社員が多く、20代の4割以上が年収1000万円以上。さらに優秀な人材は、年齢、年次にかかわらず、管理職に登用しており、早期にマネジメントを含む幅広い経験を積める制度を用意しているという。

 一方で、若年層の人口減少、働き方改革や働き方の流動化による選択肢の多様化、対面コミュニケーションに苦手意識をもつ若者の増加などから、営業人材の採用、獲得は年々、各社の課題となっている。

 同社は、そんな環境の中でも「やる気のある人を広く受け入れ、結果に報いる組織を作ります」「愚直に泥臭く取り組む社員に挑戦の場を提供します」「全ての人が未来に期待できる職場環境を作ります」を企業価値観として標榜。営業人材の働きに報い、厚遇につながる各種施策を実行していくと述べている。

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