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約3社に1社が27卒の初任給を増額 就活生の希望年収は「300~399万円」が最多—i-plug調べ

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 i-plugは、27卒予定の学生と、27卒採用に向けた活動を行う企業を対象に「希望年収額に関する調査」を実施した。

新卒配属1年目に希望する年間の給与額は「300~399万円」が最多

 新卒1年目に希望する年収について、「300~399万円」と回答した学生が最多の45.9%。この年収帯は、過去3年間の調査を通じて3年連続で最多となった。

 一方で、日本人の平均年収以上とも言える「500万円以上」の年収を希望する学生は全体の16.4%存在した。昨年の26卒を対象に実施した同様の調査結果(19.3%)と比較すると2.9ポイント減少しているが、大きな変化は見られなかった。

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 なお、国税庁が9月に公表した2023年分の「民間給与実態統計調査」の調査結果報告によると、給与所得者の2023年における1年間の平均給与は460万円で、3年連続増加している。

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内定先から提示された給与が希望の年収以下だった場合、辞退するかはそのほかの条件による

 内定先から提示された給与が希望の年収以下である場合、内定を辞退するか聞いたところ、「そのほかの条件によっては辞退しない」が最多の85.6%。過去3年間の調査を通じて、大きな変化はなかった。

 一方で「辞退する」と回答した学生が、25卒と26卒の調査結果を比較すると1.4ポイント増加し、26卒と27卒の調査結果を比較すると0.7ポイント増加していることから、年収を重視する学生が徐々に増えていることが推察できる。

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 加えて、「そのほかの条件によっては辞退しない」と回答した学生を対象に条件を調査した。第1位は「福利厚生が充実している」で72.3%、第2位は「業務内容」で58.4%、第3位は「同僚や先輩などの社員の人柄が自分と合う」で51.5%と並んだ。

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希望金額との差は「50万円以内」であれば許容する

 希望金額との差はいくらまで許容するか聞くと、「50万円以内」が52.2%と最も多く、次いで「51万円〜100万円」が37.8%と続いた。全体の9割の学生が、希望年収との差を「100万円以内」と捉えていることが分かる。また、この傾向は過去3年間の調査でもほぼ変化はなかった。

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新卒入社者に「500万円以上」を提示する企業は、3.0%にとどまる

 企業に対し、27卒の新卒入社者へ提示している平均の年間給与額(額面)を聞いたところ、「300-399万円」が63.3%で最も多い結果となった。一方で「500万円以上」を希望する26卒学生は全体の16.4%だったが、「500万円以上」と回答した企業はわずか3.0%だった。

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27卒の平均給与額を、26卒より「増加した」企業は36.0%

 27卒の平均の給与額は、26卒と比較して変更はあるか質問したところ、「変更はない」が63.3%、「増額した」が36.0%だった。新卒の平均給与額を、約3社に1社が増額したことが分かる。

 また、「減額した」と回答した企業は0%で、新卒の給与額を昨年度から減額するという選択肢はほぼないことが推察できる。この結果から、今後も新卒の平均の給与額は年々増額する可能性が高いと考えられる。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 27年卒学生対象(2025年調査)
    • 調査期間:2025年9月10〜13日
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査対象:OfferBoxに登録している2027年卒業予定の学生
    • 有効回答数:270件
  • 26年卒学生対象(2024年調査)
    • 調査期間:2024年9月6〜9日
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査対象:OfferBoxに登録している2026年卒業予定の学生
    • 有効回答数:400件
  • 25年卒学生対象(2023年調査)
    • 調査期間:2023年9月23〜25日
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査対象:OfferBoxに登録している2025年卒業予定の学生
    • 有効回答数:658件
  • 企業対象(2025年調査)
    • 調査期間:2025年9月9〜13日
    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査対象:新卒採用を実施する企業
    • 有効回答数:297件

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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