ファインディは、自社内で開発を行うエンジニア組織の立ち上げについて、戦略立案から採用・組織作りまでワンストップで支援する「Findy0→1(ファインディ・ゼロ・トゥ・ワン)」の提供を開始した。
近年、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴い、システム開発の内製化の重要性が増している。同社がこれまで350社以上に採用を通じた開発体制強化を支援する中で、「内製化といっても何から手を付けたらよいか分からない」「内製化をリードするエンジニアがいない」という課題が挙がっていたといい、これらの課題解決に向けて今回新サービスを開始した。
内製化には「システム観点」「人材観点」「組織文化・コミュニケーション観点」の3つの変革を両立させる必要がある。そこでファインディでは、内製化への移行における初期段階の課題がある企業に、戦略立案から採用プロセス改善までワンストップで支援。ファインディがこれまで培った内製化の成功・失敗事例の洞察をもとに、ゴールや移行プロセスの設計、成功に導く人材の採用プロセス改善、エンジニア組織のコミュニケーション改善を行う。
サービス内容
- 事業分析を通じた内製化におけるゴール設定のサポート
- プロダクト分析を通じた内製化スケジュールおよびチーム編成の立案サポート
- 開発組織内製化の優先順位策定
- 採用要件定義と求人票への落とし込み
- 採用およびインナーブランディング強化を目的としたインタビュー記事の作成
ファインディ 代表取締役社長 山田裕一朗氏は次のように述べている。
「日本のほとんどといってよいほど多くの大手企業がDXを志す中で『開発組織の内製化』は一つのキーワードとなっています。しかしながら、それまでの外注を基本とした開発体制からの変革は大きな困難が伴います。今回のサービスでは特に、創設20年以上でエンジニア組織を初めて内製化する企業や、内製化・外注のバランスを再検討したい企業に対し、CTO・CDXOクラスの採用からエンジニア組織づくりまで支援したいと考えています。本サービスが日本企業のデジタル化に寄与するよう、全力を尽くしていきます」(山田氏)