ソーシャルオンボーディングとは
「ソーシャルオンボーディング」とは、転職した企業の中にある、何らかの「コミュニティ」に所属した意識を醸成するための取り組みです。
例えば、新卒採用者には「同期」という、緩やかかつ便利なコミュニティがあります。また、配属組織からは新人ということで、そこのコミュニティが「受け入れる」モードになっており、そこに大きなつまづきはないはずです。一方で、中途採用者については、コミュニティへの所属や人間関係の構築は、「全て本人に任せられる」ことがほとんどです。
中途採用者は、早く仕事で期待される成果を出さなければいけない、というプレッシャーにさらされます。それと同時に、新しいコミュニティに所属するための努力をする……というのはなかなかの苦行です。私自身も転職経験者であり、そのように思えます。我々HR Design Lab.は、ソーシャルオンボーディング施策の切り口として大きく5つを提案していますが、今回はその中から、最も分かりやすい代表的な施策を3つに絞って紹介します。