サントリーパブリシティサービス(以下、SPS)は、企業の女性活躍を応援する教育プログラム「ミンナハレ」を提供開始した。
ミンナハレは、働く女性を「からだ」と「こころ」の両面からサポートし、企業における女性活躍と定着率アップを目指すオンラインのキャリア教育プログラム。ワコールと共同開発した。年齢を重ねることで女性が陥りやすいとされる、「体と心の不調」や「生活環境の変化」から生じる漠然とした不安に対して、自己の「からだ」の変化をしっかり理解し、「こころ」のコントロールの仕方を学ぶことで和らげる。そして、再び仕事に対するモチベーションを高めるサポートをすることを目的としている。
プログラムの特徴と概要は以下のとおり。
- プログラムの特徴① 女性社員比90%のSPSが持つ女性活躍のノウハウを集約
- 1963年に女性社員だけでスタートしたSPSでは、2021年でも多くの女性が活躍(女性比率:社員90%・管理職60%)している。多様な働き方ができる企業として、2017年に厚生労働省の「えるぼし」認定を獲得。SPSが女性の長く働き続けられる企業である理由を、現場からの声を聞きながら多角的に分析。女性社員に対するメンタルケアや育成ノウハウなど、SPSならではの手法を取り入れた内容となっている。
- プログラムの特徴② 女性のからだのスペシャリスト ワコールとの共同開発
- ワコールは、1964年に「ワコール人間科学研究所」を設立し、延べ4万5000人もの女性の身体計測データを収集・分析。それぞれの年代に合わせた商品開発や研究発表を行ってきた。そのデータをもとに女性特有の経年による「からだ」の変化とその仕組みを正しく知ることで、女性社員が抱く「からだ」への不安を解消。今後の変化との向き合い方も学ぶ。
- プログラムの特徴③ 「からだ」と「こころ」両面から「自律的」キャリア形成をサポート
- 同プログラムにより、女性社員は「からだ」と「こころ」両面から生じる漠然とした不安を解消でき、自分自身をより客観的に捉えられるようになる。そして、従来のようにすべてを会社任せにするのではなく、自らの意志で自律的なキャリア形成を行えるよう支援する。
- プログラムの概要
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- 対象者:指導する後輩を持つ30~40代の中堅女性社員
- 費用:基本料金10万円+人数料金 1名につき4万円(10名から実施)
- 形態:3時間×2日間、オンラインにて実施